【初めてのナレーション依頼】スタジオ収録の3つの方法と、あなたに合った選び方

〜ナレーターがやさしく解説します〜


はじめに:ナレーションを入れたい。でも、どうやって頼めばいいの?

はじめまして、東京都内でナレーターとして活動しておりますHaruと申します。

企業の紹介映像や商品PR、採用ムービーなど、
「ここにナレーションが入ると、もっと伝わるのに」と思ったことはありませんか?

でも実際に依頼しようとすると、
「ナレーターってどこで探せばいいの?」「録音はどこでやるの?」「全部まとめてお願いできるの?」と、
最初の一歩で迷われる方がとても多いんです。

このページでは、ナレーターとして実際にスタジオ収録に関わってきた立場から、
ナレーション収録をスタジオで行う際の、主な3つの依頼方法をわかりやすくご紹介します。


ナレーション依頼、3つのスタイル


【パターン①:制作会社にすべて依頼する(ワンストップ型)】

◆ こんな方におすすめ

  • 初めてナレーションを依頼する
  • 忙しくて全部お任せしたい
  • 制作〜納品まで一括管理してほしい

◆ 特徴と流れ

企画から映像制作、ナレーション収録まで、制作会社がすべて対応。
ナレーターやスタジオの手配も含まれており、
「この雰囲気で作りたい」とイメージを伝えるだけで進行できます。

◆ メリット

  • 手間が少なく、安心して任せられる
  • 品質管理やスケジュール調整も一括でOK

◆ デメリット

  • コストはやや高め
  • ナレーターの選択肢が限られる場合も

◆ ナレーターより

「時間がない」「どこに頼めばいいか分からない」という方には、最も安心な方法です。


【パターン②:ナレーターを指名してから制作会社に依頼する(ハーフカスタム型)】

◆ こんな方におすすめ

  • 声の印象にこだわりたい
  • SNSや動画で気になるナレーターを見つけた
  • 柔軟な対応を求めている

◆ 特徴と流れ

ナレーターをまず自分で選び、その後に制作会社を手配。
「このナレーターにお願いしたい」と指定する形で、スタジオ収録を進めてもらいます。

◆ メリット

  • 声のこだわりを反映しやすい
  • ナレーターと直接やりとりできる

◆ デメリット

  • 制作会社への事前確認が必要なことも
  • ナレーターと制作側の調整が必要な場面も

◆ ナレーターより

最近増えているスタイルです。
「この声で」と思っていただけたときは、丁寧にヒアリングをして進めさせていただきます。


【パターン③:ナレーターもスタジオも自分で手配する(セルフプロデュース型)】

◆ こんな方におすすめ

  • 映像制作の経験がある
  • 自社で編集まで行える
  • 柔軟かつコストを抑えて進めたい

◆ 特徴と流れ

ナレーター・スタジオ・編集すべてを個別に手配。
音声データを受け取ったあとに、ご自身で動画に組み込むスタイルです。

◆ メリット

  • コスト調整の自由度が高い
  • 進行も自分のペースで進められる

◆ デメリット

  • 準備や管理がすべて自己責任
  • スタジオの選定や録音品質のチェックが必要

◆ ナレーターより

セルフで進めるからこそ、事前のやりとりが大切になります。
スムーズな収録のために、台本や参考映像などをぜひ共有ください。


パターン比較表

スタイル手配の手間コスト感声のこだわり度向いている方
①制作会社に一括依頼最小高め初めての方・おまかせしたい方
②ナレーター指名型中くらい中間声を重視したい方
③セルフ手配型多め自由に調整映像制作に慣れている方

宅録(自宅収録)という選択肢も

ナレーターが自宅で収録し、音声データを納品する「宅録対応」も最近では増えてきています。
スタジオ手配が不要でコストも抑えられるため、Web動画や短いPRにぴったりです。

ただし、音質面ではスタジオに軍配が上がるため、テレビCMや高品質を求める映像にはスタジオ収録をおすすめします。


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